職能資格制度とは
職能資格制度とは縁のうすい企業に10年以上勤めているせいか、何度しらべてもしっくりこない。同じ日本の話なのかと疑うほどだ。ちなみに、この制度がもっとも整っているのは公務員とのこと。
職能資格制度とは
今回、参考にするのはこちらの図書。GCDF-Japanキャリアカウンセラートレーニングプログラムで配布されるものである。
人事管理入門 (日経文庫) | 今野 浩一郎 |本 | 通販 | Amazon
P42によれば以下の通り。
従事している仕事から離れ、職務遂行能力(これを職能と呼んでいます)を尺度にして社員の「偉さ」を決める
つまり、所属している部署や業務内容にかかわらず、その人の能力によってランクが決まるのである。職能資格制度は、多くの企業において、役職とイコールではない。「役職ランクは課長、職能資格上は主事」という言われ方をする。
職能資格制度の仕掛け
目の前の仕事(役職)と分離して評価されるので、次のような特徴がある。
-
部署異動によって給料が上下することがない
-
逆にずっと仕事が変わらなくても、能力が伸びれば昇格が可能
- 昇格は役職のポストが空いているかどうかは関係ない(能力を満たせば昇格)
など。なお、余談ではあるが、こちらの本では役職については昇進、職能資格については昇格と表現している。
本日は以上です。
※過去問を解いていて、引っ掛かりのあったキーワードを中心に調べたものをUPしていきます。私の自己満足で五月雨式に書いていきますので、このブログを読んだところで体系的・網羅的に学べるものではありません。さらにいうと、間違っている恐れも多分にあります。