キャリアコンサルタント試験の勉強メモ

国家資格キャリアコンサルタント試験(2017年2月受験予定)の勉強メモ

職能資格制度とは

職能資格制度とは縁のうすい企業に10年以上勤めているせいか、何度しらべてもしっくりこない。同じ日本の話なのかと疑うほどだ。ちなみに、この制度がもっとも整っているのは公務員とのこと。

職能資格制度とは

今回、参考にするのはこちらの図書。GCDF-Japanキャリアカウンセラートレーニングプログラムで配布されるものである。

 

人事管理入門 (日経文庫) | 今野 浩一郎 |本 | 通販 | Amazon

P42によれば以下の通り。

従事している仕事から離れ、職務遂行能力(これを職能と呼んでいます)を尺度にして社員の「偉さ」を決める

つまり、所属している部署や業務内容にかかわらず、その人の能力によってランクが決まるのである。職能資格制度は、多くの企業において、役職とイコールではない。「役職ランクは課長、職能資格上は主事」という言われ方をする。

職能資格制度の仕掛け

目の前の仕事(役職)と分離して評価されるので、次のような特徴がある。

  • 部署異動によって給料が上下することがない

  •  逆にずっと仕事が変わらなくても、能力が伸びれば昇格が可能

  • 昇格は役職のポストが空いているかどうかは関係ない(能力を満たせば昇格)

など。なお、余談ではあるが、こちらの本では役職については昇進、職能資格については昇格と表現している。

 

本日は以上です。

 

※過去問を解いていて、引っ掛かりのあったキーワードを中心に調べたものをUPしていきます。私の自己満足で五月雨式に書いていきますので、このブログを読んだところで体系的・網羅的に学べるものではありません。さらにいうと、間違っている恐れも多分にあります。