第10次職業能力開発基本計画
2016年4月に「第10次~」が公開されているが、今回の試験範囲的には第9次を確認しておいた方がいいのではという噂もある。
職業能力開発基本計画とは
上記のリンク先のなかで、職業能力開発基本計画とは何かについて書かれた部分を次の通り引用する。
職業能力開発促進法第5条第1項の規定に基づき、 職業訓練や職業能力評価など、 職業能力の開発に関する基本となるべき計画を策定するものです。なお、都道府県においても、この基本計画に基づき、都道府県職業能力開発計画の策定に努めることとされています。
第10次職業能力開発基本計画の概要
平成28年度から平成32年度までの5年間で行うことがまとめられている。
上記のリンク先からぺらイチの概要も確認できるが、下記より全文も確認できる。目次を含めても23ページなので、目を通しておくとよいかも。
【第 10 次職業能力開発基本計画―生産性向上に向けた人材育成戦略―】
(余談ではあるが、このPDFの電子文書名に【これが最終】(案)(修正後)などとごちゃごちゃ入っていて、クスッとした)
「生産性向上に向けた人材育成戦略」として、大きく4種類の軸が挙げられている。
- 生産性向上に向けた人材育成の強化
- 「全員参加の社会の実現加速」に向けた職業能力底上げの推進
- 産業界のニーズや地域の創意工夫を活かした人材育成の推進
- 人材の最適配置を実現するための労働市場インフラの戦略的展開
※詳細まだ読んでいないが、4つめの労働市場インフラのあたりでジョブ・カードの活用促進などが書かれているので、試験にでるとしたらこのあたりの文言ではないかと勝手に推測する。
本日は以上です。
職業能力評価基準とは
「職業能力評価基準」は、キャリアコンサルタント試験で必ず1問は見かけるキーワードである。
職業能力評価基準とは
職業能力評価基準:中央職業能力開発協会(JAVADA)公式サイト
厚生労働省の委託をうけた「中央職業能力開発協会」という団体が提供している。
業種や仕事(職業分類)で検索して、お目当ての「評価基準」をダウンロードして使う。以下は検索結果画面のキャプチャ。
余談になるが、同じ画面をIEで見たら盛大にくずれていた(わあああ)。
改善が待たれる。
ダウンロード後は、自社の活用目的に応じてカスタマイズして使用する。ホームページには、カスタマイズ例として7種類挙げられている。
- 「職能要件書」として(職能資格制度の場合)
- 「職務記述書」として(職務等級制度の場合)
- 「役割基準書」として(役割等級制度の場合)
- 従業員のキャリア形成や能力開発の指針として
- 従業員の処遇決定の基準として
- 「中途採用面接シート」として(人材要件確認表)
- ジョブカード制度の「モデル評価シート」として
職業能力評価基準の提供元(中央職業能力開発協会)
中央職業能力開発協会とはなにか調べたところ「職業能力開発促進法」に規定された団体であるとのこと。こちら本文(目的のところ)を引用する。
第五十二条 中央職業能力開発協会(以下「中央協会」という。)は、職業能力の開発及び向上の促進の基本理念の具現に資するため、都道府県職業能力開発協会の健全な発展を図るとともに、国及び都道府県と密接な連携の下に第五条第一項に規定する職業能力の開発(第五十五条第一項において単に「職業能力の開発」という。)の促進を図ることを目的とする。
引用元はこちら(職業能力開発促進法
労働力調査の用語
テストによく出る「労働力調査」について取り上げる。
労働力調査とは
総務省統計局にて、毎月全国約4万世帯の方々を調査して就業・不就業状況を把握している。
今日(2017年2月10日)時点の最新データは以下の通り。
<最新結果 平成28年(2016年)12月分>
就業者数は6466万人。前年同月に比べ81万人の増加
完全失業率(季節調整値)は3.1%。前月と同率
労働力調査で使われる用語について
以下のリンク先に詳しい。用語の意味はテストに出やすいので一読されたい。
特に、「労働力人口とは」は暗記しておきたい。
労働力人口 : 15歳以上の人口のうち,「就業者」と「完全失業者」を合わせたもの
試験が終わるまで毎日更新を目指しているが、すこししんどくなってきたので、これからは簡単な内容にしていく。